お前だけ
「俺ずっとあなたの事みてて、その、今ぶつかったのも実は嬉しかったりして、もしよかったら」

「連絡先?」

好青年なフリをする俺の言葉の途中で女がしゃべる

お、いけそう

「教えて欲しいんだ」

「断る。私はあんたなんか知らないし
てゆーか、ここの道この時間に通るの初めてだし」

うっそ

「嘘ばっかりこかないで、ちゃんと1人にしぼって声かければー?」
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