お前だけ
「全部...うそ...?」

「俺、気の強い女嫌いなんだ
もしお前がもーちょっとおしとやかだったらまた話は別だったかもな
そーゆうことだ さっさと帰れ!!」

そう言って私は無理やりひっぱられ玄関の外に押し出され、靴を投げられた

「あいつと同じ気持ち味わえ」

そう言って思いっきり頭から缶コーヒーをかけた

来ていた服は先輩が好みだと言ってくれた真っ白のワンピース
黒いシミが広がっていく

涙が止まらなくて動けなくてそこに立っていた

すると「うっぜ」と言ってドアをしめた
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