私達の愛の形
仕事
中3の私に出来るまともな仕事なんて
きっとないだろう。
でも、これ以上篤哉にも甘えられない
「やっぱり…アレしかないかな」
私は篤哉に買ってもらった洋服
アクスサリーをつけて
夜の街に出た。
そしてホテル街に来た
お金になる事は
こんな事しか思い浮かばなかった
「3のゴムでどうよ」
年配のおじさんに声をかけられた
三万か…
三万でゴムはかなりいいと思う
この時間特有の言葉
ある意味暗号のようなもの
私はずっと体を売って来た
はじめて売ったのは
小学校の頃だった