私達の愛の形


篤哉は凄く光沢のある


黒い高級車に乗っていた



「眺めてねぇで

はやく乗れよ」



「うん」



一度も篤哉の顔を見ないで


家までついた




タワーマンションだ





「ここ俺の部屋」


「すごいね」



気の利いた言葉なんか出てこない




家の中は


生活感がない感じで


黒を貴重としている感じ




「おい明日香」


「ん?」


「お前この部屋使え」


「あっ…ありがと」



やっぱり生活感なない部屋




1人で部屋のベッドに座ってみる


今冷静に考えたら


私すごい事してるなぁ


知らない男の人の家にいる





正直、ヤるために呼ばれたと思った


家かホテルに行って


ヤった瞬間捨てられるとおもってた




部屋までくれて…


ありがたい
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