私達の愛の形
僕は結菜ちゃんの部屋に
次の日も行った。
「結菜ちゃん…」
「もう言いたい事は分かるよ。
一輝今何だか荒れてるよね」
「うん…」
何か凄く怖かった
「まぁ…距離おいてみたら?」
「距離?」
「そうそう。
圭司が距離おいたら圭司の
大切さに気づくんじゃない?」
なるほど…
そんな事あるのかな?
まぁ…やってみようかな。
「やってみるね!」
「うん!」
そう言って僕は家に帰った
それからも一輝くんの部屋には行かず
結菜ちゃんと話したりして
一輝くんとは会わなかった
「もう会わなくて
三週間たつよー(泣)」
「だねぇー…」
結菜ちゃんと二人で諦めモード
「もう僕一輝くんの事諦めようかな…
一生振り向いてもらえそうにないし」
「圭司が辛いならそれがいいかもね」
いつもは絶対諦めるな!
って言う結菜ちゃんが、
はじめて諦めたら?と言う口調
「もう…諦めよ、
普通の恋をしよ…」