私と兄の関係
「打てた打てた」

私は、喜んでた。

「由梨、危ないからよく前を見てて。じゃあ、俺出て見てるな」

お兄ちゃんは、そう言って出て行った。

よーし、打つぞ。

カキーン

私は、打った。

結構意外に簡単かも……

私は、どんどん打った。

打つのって楽しい。

私は、そう思いながら打っていく。

ふぅー、終わった。

楽しかったな~。

私は、中から出た。

「お兄ちゃん、野球って楽しいね」

「だろ。野球ってやれば楽しいんだよ」

お兄ちゃんは、野球の事話す時いつもいい表情してた。

「あのさっきから2人のバッティングを見てました。2人もすごいですね。よかったらこれをどうぞ」

男の人が言った。

えっ、遊園地ただ券?

でも、何で?

「でも、悪いんじゃ……」

「いいんです。僕、行けなくなったんでよかったらどうぞ」

男の人が言った。

「じゃあ……あのありがとうございました」

「ありがとうございます」

私とお兄ちゃんは、言った。

「いえいえ」

男の人は、そう言って去って言った。

「さっきの人、すごい親切だな。来てよかったな。遊園地ただ券もらったし」

「うん」

私は、言った。

「じゃあ、次バスケでもするか」

「うん」

私とお兄ちゃんは、バッティングセンターでいろいろした。
< 129 / 240 >

この作品をシェア

pagetop