私と兄の関係
「由梨、今日は文化祭だな。お互い、頑張ろうな。じゃあ、また後でな」

「うん、また後でね」

私は、お兄ちゃんと別れて教室に入った。

「由梨、おはよう」

若葉が言った。

「うん、おはよう」

「今日は、文化祭でもあるしあれも頑張ってね」

若葉が言うあれとは、告白の事。

もちろん頑張って告白するつもり。

だってそのためにも今まで頑張って来たから。

絶対文化祭成功させて告白も成功させて見せるんだから。

「皆、席につけ。それぞれ衣装に着替えておけ。午前からだからな」

担任が言った。

私は、机の横に掛けていた袋を持って更衣室に行った。

更衣室でメイド服に着替えた。

私は、鏡で見た。

やっぱメイド服って可愛い。

でも、私似あうかな?

私は、後ろとか見回した。

「由梨、可愛い。よく似合ってるよ」

若葉が言った。

うわっ。

若葉、可愛い。

よくメイド服が似合ってる。

「ありがとう。若葉も可愛い」

私がそう言うと若葉は、「そうかな? 由梨、ありがとう」と言った。

私は、頭にウサ耳をつけた。

「由梨ってよくウサ耳がよく似合うよね」

「えっ、そうかな? 若葉は、よく猫耳が似合うよ」

私は、言った。

「ありがとう」

私と若葉は、お互い誉め合っていた。

私と若葉は、更衣室に出て教室に入った。

男子は、ホストの服に着替えていた。

結構皆、似合ってるな。

すると男子の緯線が一気に私と若葉に向けられた。
< 159 / 240 >

この作品をシェア

pagetop