私と兄の関係
「由梨」
この声は、お兄ちゃん。
バレちゃった……
どうしよう……
「お兄ちゃん……」
私は、言った。
「由梨、どうしてここに?」
やっぱり聞くと思った。
「いや、その……ちょっと用事があって来たらたまたま2人が居て。それで何してるのかなぁって……あっ、でも2人の会話は聞こえてないから」
私は、慌てて言った。
「そっか……それより足、大丈夫か? 足、出して」
私は、お兄ちゃんに言われる通り足をすぐ出した。
「ちょっと待ってろ。ちょっと買ってくるから。あっ、麗華。由梨を宜しく」
お兄ちゃんは、そう言って薬局屋に入って行った。
「由梨ちゃんだよね? 健斗の妹?」
麗華さんが言った。
「あっ、はい。妹です」
「そっか。由梨ちゃんは、健斗の好きな人知ってるの?」
「それが私にも教えてくれなくて……あの麗華さんとお兄ちゃんってどうゆう関係なんですか?」
私は、言った。
「安心して。由梨ちゃんが思ってる関係じゃないから。ただの友達よ。って言っても私が健斗を好きなんだけどね。由梨ちゃんは、健斗の事好きなの?」
ただの友達かぁ……
こうして話してみると麗華さんっていい人なんだ。
スナックで働いてるからって勝手に軽いと決め付けちゃいけないよね?
私がお兄ちゃんを好き?
絶対ない。
だって私は、雅人君が好きだもん。
「絶対ありえません。私には、他に好きな人が居るんで」
私は、キッパリ否定した。
この声は、お兄ちゃん。
バレちゃった……
どうしよう……
「お兄ちゃん……」
私は、言った。
「由梨、どうしてここに?」
やっぱり聞くと思った。
「いや、その……ちょっと用事があって来たらたまたま2人が居て。それで何してるのかなぁって……あっ、でも2人の会話は聞こえてないから」
私は、慌てて言った。
「そっか……それより足、大丈夫か? 足、出して」
私は、お兄ちゃんに言われる通り足をすぐ出した。
「ちょっと待ってろ。ちょっと買ってくるから。あっ、麗華。由梨を宜しく」
お兄ちゃんは、そう言って薬局屋に入って行った。
「由梨ちゃんだよね? 健斗の妹?」
麗華さんが言った。
「あっ、はい。妹です」
「そっか。由梨ちゃんは、健斗の好きな人知ってるの?」
「それが私にも教えてくれなくて……あの麗華さんとお兄ちゃんってどうゆう関係なんですか?」
私は、言った。
「安心して。由梨ちゃんが思ってる関係じゃないから。ただの友達よ。って言っても私が健斗を好きなんだけどね。由梨ちゃんは、健斗の事好きなの?」
ただの友達かぁ……
こうして話してみると麗華さんっていい人なんだ。
スナックで働いてるからって勝手に軽いと決め付けちゃいけないよね?
私がお兄ちゃんを好き?
絶対ない。
だって私は、雅人君が好きだもん。
「絶対ありえません。私には、他に好きな人が居るんで」
私は、キッパリ否定した。