私と兄の関係
健斗side~夏休みパート③~
俺の誕生日からもう一週間経った。
あれから部活ばかりだった。
正直言って思うけど、何で夏休みまで部活があるのか分からない。
由梨と色々行きたいのに……
「お~い、健斗」
俺を呼んだのは、陽介。
「何だよ? 今、部活中だぞ」
すると陽介が「ちょっと耳貸せ」と言った。
俺は、陽介に言われる通り耳を貸した。
「お前のために合コン、設定してやったぞ」
陽介が小声で言った。
「もうしたんだ。早いな。で、相手は何人来るんだ?」
俺は、言った。
今更、行きたくない何か言えない。
せっかく俺のために合コン、設定してくれたから。
「えっと俺と健斗の2人で相手も2人来るぞ」
「そっか。ありがとな」
俺は、陽介に御礼を言った。
よかった……大人数じゃなくて……
「いやいや、これぐらい大したことないって。それより、明日の2時カラオケボックスの前、集合だからな。遅れるなよ。じゃあ、部活頑張れよ」
「おう。ありがとな」
陽介は、帰って行った。
再び、部活の練習を再開した。
「おい、白井。あんま練習時間に抜けるなよ」
顧問の先生が言った。
ヤバイ……もしかして怒ってるか?
「はい。すいません……」
俺は、顧問の先生に謝った。
「今度、抜け出したらお前だけ居残りさせるからな」
「はい、気をつけます」
「そうだ。剣道は、真面目にやる事が大切だ」
先生は、そう言って去った。
今度から真面目にやらないとな。
居残りなんか嫌だし……
あれから部活ばかりだった。
正直言って思うけど、何で夏休みまで部活があるのか分からない。
由梨と色々行きたいのに……
「お~い、健斗」
俺を呼んだのは、陽介。
「何だよ? 今、部活中だぞ」
すると陽介が「ちょっと耳貸せ」と言った。
俺は、陽介に言われる通り耳を貸した。
「お前のために合コン、設定してやったぞ」
陽介が小声で言った。
「もうしたんだ。早いな。で、相手は何人来るんだ?」
俺は、言った。
今更、行きたくない何か言えない。
せっかく俺のために合コン、設定してくれたから。
「えっと俺と健斗の2人で相手も2人来るぞ」
「そっか。ありがとな」
俺は、陽介に御礼を言った。
よかった……大人数じゃなくて……
「いやいや、これぐらい大したことないって。それより、明日の2時カラオケボックスの前、集合だからな。遅れるなよ。じゃあ、部活頑張れよ」
「おう。ありがとな」
陽介は、帰って行った。
再び、部活の練習を再開した。
「おい、白井。あんま練習時間に抜けるなよ」
顧問の先生が言った。
ヤバイ……もしかして怒ってるか?
「はい。すいません……」
俺は、顧問の先生に謝った。
「今度、抜け出したらお前だけ居残りさせるからな」
「はい、気をつけます」
「そうだ。剣道は、真面目にやる事が大切だ」
先生は、そう言って去った。
今度から真面目にやらないとな。
居残りなんか嫌だし……