私と兄の関係
「うん、そうだよ。そっかぁ。それならいいけど。私、由梨ちゃんと仲良くなったよ。番号交換し合ったし。ねぇ、今度3人でどっか行こうよ」

麗華が言った。

「おお、そうだな。由梨にも言っとくよ」

俺と麗華は、映画を見た。

映画を見終えて帰ろうとした。

でも、雨がすごい降っていた。

「雨、すごい降ってるね。どうしようか?」

麗華が困っていた。

「うん、そうだな」

ゴロゴロ……

雷が鳴った。

由梨、大丈夫かな?

由梨は、昔から雷が苦手だったもんな。

泣いてないかな?

俺は、由梨の事が心配だった。

「健斗、怖い。帰ろ」

麗華が言った。

「そうだな。取り合えず、スナックまで送るよ」

「うん。ありがと……」

俺は、麗華をスナックまで送った。

「健斗、今日はありがとう。楽しかったよ」

「おお。俺も楽しかった。じゃあ、今度は3人で遊ぼうな」

「うん。じゃあーね」

「おう、じゃあーな」

俺は、そう言って急いで帰った。

帰りたいけど、今度は風邪が強くなった。

雷も鳴っててなかなか前に進まない……

20分後―

やっとの事で家に帰れた。

俺は、急いで由梨の部屋に行った。

ガチャッ

俺は、ドアを開けた。

そこには、由梨が泣いていた。

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