【完】最強の男に寵愛された姫
「玲くんは私を捨てたりしないよね?」





「玲くんは・・・私を一人にしたりしないよね?」





私が言う一言一言に玲くんの眉間にシワが寄る。





めんどくさい女だと思われたかな・・?





「ごっめんね!!我が儘だしめんどくさいよね・・・」





私の目からは止まることを知らない涙が溢れている。





目の前の玲くんの顔が歪んで見えて、運転手さんがいるのに泣きまくった。





「姫華はどんな俺でも愛してくれるか?」





「俺がどんなに闇に染まっていても俺だけを見てくれるか?」





「俺が殺し屋の息子でも俺から離れていかないか?」





私は驚いて涙は引っ込みアホみたいに口を開けることしか出来なかった。





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