【完】最強の男に寵愛された姫
「あぁ・・。」





スローモーションのように二人の引き金が引かれた。





「慎ッ!」





陽翔さんの声が聞こえる。





「やめろッ!」





玲くんの声が聞こえる。





目の前が真っ赤に染まった。





私は神様がいると信じています。





慎さんを助けてくれることを・・・





優しい神様は助けてくれる・・・そう、信じています。





「嫌ぁぁああ━━━━!!!!」





私は叫んだ。





ピクリとも動かない慎さん





近づこうとする私を止める玲くんと陽翔さん





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