【完】最強の男に寵愛された姫
「それで?」





「姫は心の強い人間がなれるものなんだって・・・暴走族にとって姫は強みにも弱みにもなるから・・大事にされるだけでは駄目だって・・・俺はそう思うって陽翔さんが言ってた。」





でも、私は・・・





「そうか・・・」





「私はそれには当てはまらない。強い心なんて持ってない。わ、私は姫じゃない。」





姫というものが総長の女だということは陽翔さんが詳しく教えてくれた。





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