【完】最強の男に寵愛された姫

意気込んでいる私をよそに不服そうな顔をする人が１名





「玲くん、最近調子悪いの？」





気軽に倉庫にも出入りするようになり、下にいる人とも話すようになってバタバタしなくなって落ち着いたこの頃





玲くんだけはイライラしているのか、常に不機嫌そうな顔をしている。





気づいてなかった訳じゃないけど玲くんは過保護になった。





私がくしゃみやせきをしただけで病院に行こうとしたり、私が欠伸で涙が目にたまっていると誰にやられたと下の人達をボコボコに殴ったり、やけに私の周りを気にするようになった。