【完】最強の男に寵愛された姫
玲くんはバッと私の口を塞いだのだけれど・・・





「んー!んー!」





喋ってないから塞がれてると苦しいだけなんですけど!!





「あ、わりぃ・・」





玲くんはハッとして急いで私の口から手をはずした。





「別に聞こえないよ?玲くんが寂しがり屋だってことは・・・うふふ♪」





「・・・あぁ」





「あ、玲くんデートしませんか?」





私が彼氏が出来たら、したかったこと





でも、慎さん目覚めてないし・・・目覚めてからがいいかな。





「でも、やっぱり慎さんが目覚めてからにします。」





放心状態の玲くんに話しかけている私にハッとした玲くんは顔を曇らせた。





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