【完】最強の男に寵愛された姫
私の目に涙が浮かぶ。





「・・・」





我慢できなくなった涙は無造作にポロポロと頬をつたう。





「ひ、姫華・・・」





オロオロとしだした玲くん





私はそんな玲くんから離れて部屋の隅に座り込んだ。





部屋を出ればお兄ちゃん達がいる。





迷惑はかけれない。





「姫華・・・」





玲くんが私に近づいてくる。





初めて玲くんが私に向けた敵に向ける目





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