【完】最強の男に寵愛された姫
どうして、思い通りにいかない・・・





姫華に俺だけを見て欲しい。





姫華が俺以外の男を考えているだけで嫌なんだ。





「クソッ」





行き場のない思い、それをどこにぶつける訳にもいかず俺の怒りの言葉が響いた。





「玲くん・・・?」





後ろから聞こえてきた姫華の声、俺のところに来てくれた。





それだけで嬉しく思う。





「姫華・・・おいで」





俺の方にちょこまかと近付いて来る姫華





愛おしくて仕方ない。





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