【完】最強の男に寵愛された姫
なんかまずい事言ったかな?





「お前・・・どっかの暴走族の姫なのか?」





「えっ?そうですけど・・・」





「どこだ?」





「・・・白夜です」





「白夜!?」





彼は驚きを隠せずに目を大きく見開いた。






そんな驚くことなのかな?





「お前名前は?」





「夜神姫華です・・あ、言っちゃダメって言われてたのに・・・また、知らない人に名乗っちゃった・・・ガックシ・・・玲くんに怒られちゃう・・・。」





ブツブツ言いながら、肩を落とす私に対して彼の口角は上がっていた。





この人もSなんだ・・・





そう思った瞬間だった。





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