【完】最強の男に寵愛された姫
「プッ・・・姫華のこと売ったりしねぇーよ・・・お前んちに行くんだよ。」





「あのっ!」





「ん?」





彼は私と同じ目線の高さまでしゃがんだ。





間近で見る彼は本当に綺麗な顔をしている。





痛みを知らない金髪にパッチリとした自信溢れている目、筋の通った高い鼻、ピンク色の形のいい唇





彼の全てがアニメから飛び出して来たんじゃないかってくらいだった。





「私たち知り合いじゃなくないですか?どうして私の名前知ってるんですか?」





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