【完】最強の男に寵愛された姫
「今さっきまでの失礼な数々のことをお詫び申し上げます!!」





玲くんの腕の中から無理矢理出てきた私はお姉さまに頭を下げた。





彼氏のお姉さまに馴れ馴れしく妹分にしてなんて頼んだのは誰だよ?!





時間よもどれ!





「気にしてるの?自分が変なこと?」





「えっ・・・?」





なんか、お姉さまの視点が違うような・・・





「いいのよ、お姉さまだと慕ってくれて・・・その代わり私の言うことは何でも聞くのよ?」





ウィンクまでおまけされた私はお姉さまの虜になった。





でも、そんなことよりも玲くんのお姉さまなんだと実感した。





俺様・私様のところがソックリだ。





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