【完】最強の男に寵愛された姫
「意地悪・・・」





黒髪の玲くんは兎に角優しい、金髪の玲くんは兎に角意地悪





「何とでも言え・・・帰るぞ。」





金髪の玲くんがそう言ったので私は立ち上がろうと足に力を入れた・・・でも・・・





「あれ・・・?」





「どうした?」





不思議そうに私を見る金髪の玲くん・・・カッコいい・・って!私が好きなのは金髪の玲くんじゃなくて、黒髪の玲くんでしょっ!





「立ち上がれない・・・」





首をブンブン振って小さい声で言った。





馬鹿にされるよ・・・





「仕方ねぇーな・・・」





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