【完】最強の男に寵愛された姫
読者の方々が気づいたように、私はこの公園で過去のことや未来のことしか話していない。





現実逃避が好きなわけでもなくて、現実を考えると不安でどうにかなりそうだからだ。





玲くんなら追いかけてきてくれる。





そう信じていても心のどこかであの子と今もいるんじゃないか・・・





どんどんマイナスのことを考えてしまう。





ここに私がいることなんて頭がよくてエスパーのような玲くんには簡単なことだ。





私だったら玲くんの居場所なんて分からないだろう。





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