【完】最強の男に寵愛された姫
いつも逃げている私に人の居場所なんて分かるわけもないし・・・





玲くんの居場所も分からない私が玲くんの傍にいてもいいもかな。




そんなことを思ったときだった。





「姫華」





玲くんの声が聞こえた。





目の前を見ると息を切らした玲くんが公園の出入り口にいた。





自然に涙が出た。





玲くんが来てくれたことへの嬉しさ





こんなに嬉しいことはないであろう。





玲くんに迷惑だからと泣き止みたいけど止まらない涙




それは、ちゃんと私の心をうつしていた。





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