【完】最強の男に寵愛された姫
「嫌い・・・」





お兄ちゃんが小さく呟いた。





「玲くん・・・お風呂入りたい。」





お兄ちゃんの呟きを無視して玲くんに話しかけた。





てか、早く体を綺麗にしたい。





「洗面所どこにあるんだ?」





私の背中を撫でながら優しい声で聞いてくれる。





「あっち」





私は指で洗面所の方向を指した。





玲くんはそっちの方向に進んで行く。





「着替えは取りに行かなくていいのか?」





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