【完】最強の男に寵愛された姫
『今日は帰りが早い!!偉いね♪』





妹に頭を撫でてもらう兄貴なんているのか??





嫌・・・いるんだ・・・ここに・・・





優しい顔をして兄の頭を撫でて微笑ましくその顔を見ている兄





『隣の人、誰?』





撫でる手を離すと警戒したように柊に聞いている。





『如月 玲だ。よろしく』





普通の自己紹介をした。





柊には睨まれた。





当たり前のことだ。




普段、自分から名前を名乗ることなんてない俺が自分から名乗ってるんだから。





柊は気づいただろう。





俺が、姫華に惚れたことに・・・





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