【完】最強の男に寵愛された姫
姫華が怖がっていることも分かっていた。





襲われたばかりに普通でいられる女はいないだろう。





怖くて誰かと一緒にいたいという姫華の気持ちが俺に伝わってきた。





「俺はアイツ等じゃねぇから。」





そう言って頭を撫でてやると姫華は俺にくっついてきた。





「玲くん・・本当に助けてくれてありがと」





俺にギュッと抱き付き少し涙声の姫華





「惚れた女助けれないなんて男じゃねぇだろ?」





「惚れた女?」





不思議そうに首を傾げる姫華





分かんねぇのか??







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