【完】最強の男に寵愛された姫
どっちもどっちだな・・・





あるよーな、ないよーな





「変な妄想はやめれ・・てか、多分どれも違う。」





えっ?違うの?!





「え!?見たい!!二人の時間見たい!!」





私は夏の腕を掴んで言った。





「多分、今日見れるわ。で?人のことを色々言っておいて自分は何も言わないの?朝のこととか?」





朝のことを大きな声で強調しているのは気のせいではないだろう。





「言います・・・全て、キスしたことも言います。」





正座をして真剣な声で夏さんに言ってやった。





「言え、早く。そろそろ迎えが来るから。」





さっきから夏の一言一言が引っ掛かるが今日分かることだと思い気にしないようにした。






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