【完】最強の男に寵愛された姫
来てしまった・・玲くんの目の前に・・・





「・・・」





何を言えばいい?





私を睨んでいる玲くんを・・嫌、正確には私が掴んでいる夏の手を睨んでいる。





「姫華、離せ」





これは玲くんじゃない・・・夏なんだ。





「・・・」





私は夏に向かって首をブルブル振った。





「姫華、来い」





玲くんが呼んでる。





「・・・」





またしても大きく首をブルブルと振った。





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