【完】最強の男に寵愛された姫
「って、何でその男連れて来なきゃなの?」





ふと疑問に思ったことを聞いてみた。





「馬鹿ね。その男に姫華には近づくなって忠告するからに決まってるでしょ。」





さも当たり前かのように言うけど、私はこれからの恋に気合いを入れてるのに・・・っ!





「親友に引き離される恋なんて嫌っ!!」





穏やかに平和な恋がいいっ





普通にデートして、手なんて繋いじゃって・・・あわよくば・・・キスなんて・・・





目を瞑って妄想していると・・・





パシッと頭を叩かれた。





「ママ・・・痛いよ・・・」








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