【完】最強の男に寵愛された姫
私は玲くんから離れて夏の前に出た。





「玲くん殺しちゃ嫌ッ!!!」





「姫華・・・」





玲くんのボソッと呆れたように名前を呼ばれたことはなかったことに出来ませんかね?





「あんたは・・どこで本気になってんのよ!!」





夏の怒った顔が目の前に・・・





「どこって・・・ここ・・?」





私の答えに眉間にシワを寄せた夏





「そんなこと聞いちゃいないわよ。・・もういいわ・・・早く溜まり場に行くよ。」





「溜まり場?」





「・・・いいから行くわよ。」





何も知らない私に夏はもう、呆れたらしい。





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