空色
はぁ、なんでこんな事になるんだろ
元はといえば和人のせいなんだからね。
私は40冊近くあるノートを持ちながら
ぶつぶつ文句を言って廊下を歩いてた。
後ろから愛しいけど今聞きたくない人の声が聞こえてきた
「優奈ー、お前ノートなんか持たされてなんか悪いことでもしたのか」
ケラケラ笑う彼が立っていた
「何もしてないよー!ただ…」
「ただ?」
和人の事考えてたなんて言えないし
「色々考え事しててボーッとしてたら怒られたのー」
「お前なんかあるとボーッとするよな」
笑いながら言う彼にムカついた
でもそうゆう細かいとこは気付いてるんだね…
「そんな事ないもん!」
「まぁまぁ、拗ねんなよ半分持ってやるからさ」
「ほんと!?ありがとうー!」
「やっぱ優奈は笑顔が一番だな」
「そ、そんな事ないし…」
「今照れただろ?」
「照れてなーい!」
そんなこと言わないでよ
変な期待しちゃうじゃんか…
和人はなんでそんなに優しいの?
誰にでも優しいの?
私だけだったらっていう期待してる自分がいる。
そんな自分に腹が立ってしまう…
元はといえば和人のせいなんだからね。
私は40冊近くあるノートを持ちながら
ぶつぶつ文句を言って廊下を歩いてた。
後ろから愛しいけど今聞きたくない人の声が聞こえてきた
「優奈ー、お前ノートなんか持たされてなんか悪いことでもしたのか」
ケラケラ笑う彼が立っていた
「何もしてないよー!ただ…」
「ただ?」
和人の事考えてたなんて言えないし
「色々考え事しててボーッとしてたら怒られたのー」
「お前なんかあるとボーッとするよな」
笑いながら言う彼にムカついた
でもそうゆう細かいとこは気付いてるんだね…
「そんな事ないもん!」
「まぁまぁ、拗ねんなよ半分持ってやるからさ」
「ほんと!?ありがとうー!」
「やっぱ優奈は笑顔が一番だな」
「そ、そんな事ないし…」
「今照れただろ?」
「照れてなーい!」
そんなこと言わないでよ
変な期待しちゃうじゃんか…
和人はなんでそんなに優しいの?
誰にでも優しいの?
私だけだったらっていう期待してる自分がいる。
そんな自分に腹が立ってしまう…