空色

2人きりで



教室に着くと美春がニヤニヤした顔で
待っていた

「和人君とお弁当食べるんだって?よかったじゃーん」

「なんでその事知ってんの?」

「さっき浩助が興奮しながら言ってたからさ」

浩助君も私が和人の事好きって事は知ってるんだ。
まぁ知ってるというか美春のせいでバレたって感じかな…


「情報早いねー、まぁ行ってきまーす」

「はーい、楽しんできてね!」

「美春もごゆっくりー」


ヤバっ、美春と話てたら遅くなっちゃった
和人怒ってるかな…

トントントントン、キィー

屋上のドアを開けると和人の姿がなかった

「あれ?和人ー!」

うろうろ探してると気持ちよさそうに寝てる大好きな彼の姿があった。

「もうこんなとこで寝ちゃって…」

「んん…」

やっぱ和人は格好いいな…
鼻筋は通ってて、睫毛が長くて、髪の毛は黒色のストレート

学校でトップを争うぐらいの人気だもんね
その人の隣にいれるって幸せだな…


そんな事を思いながら和人を見ているとパッと急に起き上がった

「うわぁっ、ビックリした…」

「あれ?優奈来てたんだてか、俺寝てた?」

「うん、気持ちよさそうにいびきかいて寝てたよ」

「えっ、マジで!?」

「うっそー」

ははっと笑いながら言ったら和人はムスッと拗ねて私にこちょこちょしてきた

「ちょっはっはは、やめてよ」

「お仕置きだー!」

「ごめんって謝ったんだから許してー」

和人がこちょこちょをやめたと思ったら私が下で和人が上にいて倒されてる状態になっていた



私な恥ずかしくなってきて和人を押し倒した

「いって、何すんだよ」

「ご、ごめん…」

ヤバいなんか気まずい雰囲気になっちゃった


「め、めし食おうぜっ!」

「う、うん」


なんか今日は色々ありすぎだよ



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