空色
1年の時も俺は優奈ちゃんと一緒の
クラスだった
彼女はいつも笑っていた…
そんな彼女の笑顔に一目惚れしていた
そしてある日から彼女の目線の先にはいつも和人がいたんだ…
いつも放課後サッカーを見ていた彼女を見つけて俺は必死に練習した…
彼女に俺を見てもらおうと思って。
でも彼女はいつも和人だけを見ている
俺は諦めようと思ったんだ
だけど彼女は何があっても必死に笑顔を作ってるとこを見て諦めるのをやめたんだ…
そして彼女を支えてあげたい、守ってあげたいという思いが強くなっていった。
俺は和人に言ったんだ「俺は優奈ちゃんが好きだ」って
そしたら和人は笑顔で「そっか、頑張れよ!」って言った…
優奈ちゃんの気もしらないで笑って
いる和人にムカついた
いや、
ムカついたんじゃない多分俺は…
優奈ちゃんの隣にいる、いつも優奈ちゃんが目で追っている和人に嫉妬していたんだ
そして和人には好きな人ができた
俺はよろこんでしまった
もしかしたら優奈ちゃんが諦めて
くれるんじゃないかって…
でも優奈ちゃんは諦めず頑張っている
本当は辛いはずなのに
それでも笑顔なんだよな…