空色

トントントンキィー…

「うーん、空気美味しいねー!」

美春は伸びをしてフェンスに
腰を掛けた


「ほんとだねー!」

「今日の空は青色だね、雲一つもない」

「私この空好きだなぁー」

「嫌いな人なんていないでしょ
それよりっ!何があったの?」

「えっとね…」

私は朝あった事をすべて話した


「辛かったね…
もう、無理しなくていいんだよ?」

「私は大丈夫だから
だから心配しないでね?」

「心配するに決まってるじゃん!
ちょっとは頼ってよ…」

「美春…」

「私は優奈の力になりたいの
無理しないで頼ってよ…」

「美春っ、ごめん、ごめんねっ」

「ううん、謝らないで、
優奈は悪くないんだから」

「ありがとう
でもね、優奈私もう決めたんだ…」



私は決心した。



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