空色



あれから10分間は泣いていた


泣き終わった後お互い顔を見た

「「ぷっ、はっはっ」」


「優奈の顔ヤバいよ」

「美春だって!」

2人で思いっきり笑った後
屋上に寝転んだ


「はぁ、なんか久しぶりにいっぱい泣いたし、笑ったかも」

「私も!それに、久しぶりに優奈が笑った顔見れてよかった」

「やっぱバレてたんだ」

「バレバレだよー!親友なんだし無理して笑ってるって事ぐらい分かるよ」

「裕一君にもバレたし和人にもバレた」


「そおだったんだ!
てか、裕一君が優奈のことをねぇ…」

「ん?裕一君が何?」


「いや、裕一君優奈の事好きだったんだって思って」

「絶対ない!」


「優奈は分かってないだけだよー。
でも裕一君もいいんじゃない?」

美春はニヤニヤしながら見てきた

「なんでそうなるのー!
私はとうぶん恋はいっかなって思ってる」

「まぁ、早く新しい恋見つける事だね」

「うん!」


「私はいつでも優奈の味方だから」

「ありがとう。」


美春がいてくれてよかった
美春がいなかったら私壊れてただろうな

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