空色
「おかえり」
「ただいまー」
私はそれだけ言うと自分の部屋に入った
部屋に着くと和人と実咲ちゃんが2人並んで帰る姿が頭の中から離れない…
だけど、滝沢君を思いだすと頭の中から少しだけ離れていくんだ
「滝沢圭君かぁ…メアド聞いとけばよかったな」
それからはずっと彼のことばかり考えていた
明日タオルと傘返さなくちゃ
そんな事を考えていると
和人と会いたくないのになぜか早く明日になってほしいと思った