空色

私はゆっくり保健室に向かって歩いた


ヤバい、ボッーとする


保健室に着くと先生がいなかったから
空いている布団に寝た


夢の中で誰かが私にキスをしたのを見た
だけどとても現実的だったような


ゆっくり目を空けると隣のベッドに
人影が見えた


誰だろ?


パッと隣を見ると…

「滝沢君…?」

「えっ!あ、昨日の」

滝沢君が隣のベッドに寝ころんでいた

「そおそお!」

「やっぱり風邪引いたんすか?」

「えっ、なんで分かったの?」

「いや、ここ保健室ですし。しかも寝苦しそうにしてましたよ」

「見られてたのかぁ…」

「はい」

ニヤニヤしながら彼は言った

「あっ、昨日のタオルありがとう」

「別に返さなくてもよかったすよ」

「そうゆうわけにはいかないよ」

「そうすか?」

「うん!」

なんか寝たからスッキリしたかも

うーんと伸びをした


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