空色
優奈side
トイレから戻ると滝沢君が保健室から出てきたとこだった
「もう食べたの?」
「はい、静かすぎてすぐ食べれました」
「ははっ、まぁそうだよね」
「はい。てか和人先輩鈍感すぎますね」
「えっ?」
「色々聞いてみたんですけど何にも分かってないっすわ」
「でしょー。だから困るんだよね」
「まぁ、頑張って下さい」
「ありがとう!またお弁当食べようね」
「もういいっす」
「じゃあ…今度は2人で食べよ!」
「しょうがないっすね」
そう言ってるけど彼の頬は緩んでいた
「じゃあまたねー!」
そう言って保健室に戻った
「なんか楽しそうだな」
「そおかな?」
「おう…」
彼の言葉は小さくて弱かった
「どうしたの?」
「なんか…俺らの仲より仲良くなりそうで嫌だ」
顔を下に向けて言う彼は可愛いくて
よしよししたくなってしまう
「大丈夫だよ。私達以上の関係は絶対ないんだから」
そう言って彼の手を握った
なんかこんな弱々しい和人久しぶり
に見たかも…
でもやっぱり“友達“なんだよね
友達からは進む事は一生ないんだろうな
トイレから戻ると滝沢君が保健室から出てきたとこだった
「もう食べたの?」
「はい、静かすぎてすぐ食べれました」
「ははっ、まぁそうだよね」
「はい。てか和人先輩鈍感すぎますね」
「えっ?」
「色々聞いてみたんですけど何にも分かってないっすわ」
「でしょー。だから困るんだよね」
「まぁ、頑張って下さい」
「ありがとう!またお弁当食べようね」
「もういいっす」
「じゃあ…今度は2人で食べよ!」
「しょうがないっすね」
そう言ってるけど彼の頬は緩んでいた
「じゃあまたねー!」
そう言って保健室に戻った
「なんか楽しそうだな」
「そおかな?」
「おう…」
彼の言葉は小さくて弱かった
「どうしたの?」
「なんか…俺らの仲より仲良くなりそうで嫌だ」
顔を下に向けて言う彼は可愛いくて
よしよししたくなってしまう
「大丈夫だよ。私達以上の関係は絶対ないんだから」
そう言って彼の手を握った
なんかこんな弱々しい和人久しぶり
に見たかも…
でもやっぱり“友達“なんだよね
友達からは進む事は一生ないんだろうな