空色
「おい、柏木!柏木!」

「は、はい!」

「お前さっきからボーッと外ばっか見ずに黒板を見ろ!」

先生に怒られた

みんなに笑われてるし
最悪だ…。


てか今何時間目?

後ろの美春に聞いてみた
「ねぇ、美春今何時間目?」

「優奈さっきからボーッとしてたもんねそんな事してみたいよ」

「はいはい。で、今何時間目なの?」

「今4時間目だよ」

「えっ!」

私はビックリして
ガタッと立ち上がってしまった。

「おい、柏木また怒られたいらしいな
昼休みみんなのノート持ってくるように」

「はーい…」

またどっと笑いがおこってもう恥ずかしすぎる…。

後ろでも美春がクスクス笑ってた。

「美春も手伝ってね」

「イヤだー、あと今日は彼氏と食べるから一緒に食べれないやごめんね」

「えー、分かった…」

「ごめんごめん、和人君と食べたら?」

「無理だよそんなの…」

「もう、優奈はそればっかり」


キーンコンカーンコン…

「今日はここまで、柏木ノート持って来いよ」

「はーい…」


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