花の園のお姫様
ってちょっと待て、
夜ごはん??
夜???
「今何時ですか!?!?」
「5時だよー
じゃ、下におりてるから。」
橘先生は部屋を出ていった。
私はふたたびベッドにダイブする。
「うわーーっ
三時間ぐらい寝ちゃったよ....
確かに昨日はドキドキしちゃって全然眠れなかったけどさ...!
あ"ぁ"ーっ
もう夜ねらんないじゃん!」
私は頭を抱える。
そのままガバッと起き上がって階段を下りていった。
それにしても、これから一緒に住む生徒を迎える夜ごはんをするために仕事を早く切り上げてくれるなんて、凄い優しい先生たちなんだなぁ
案外仲良くできそうかな?
私は落ち込んでいた心を少し弾ませてリビングのドアをおそるおそる叩いた