恋心
次の日。

私は爆睡。
私の田中君への気持ちは、とりあえず頭の隅っこに置いといた



プルルルルルルル♪

すると電話が来た。


まだ目をつぶったまま、手探りでケータイをさがして寝ぼけた声で、電話にでる。

「ふぁーい」

「ふぁーいじゃないよ!!
明日デートなんでしょ!?」
電話の相手は亜衣だった。

「そうだよ!!」

「着る服とかきまった!?」

「まだきまってない……」

「そんなことだろうと思ったよ!!だから今日は買い物に行くよ!!」

「え!?」
いきなり言い出されたので思わず大きい声を出してしまった。

「じゃあ9時に駅前で!!」

田中君と同じ時間だ。
そう思って亜衣にわかったと言い電話を切った。


9時か……
ってあと30分もないじゃん!!
私は急いで着替えて化粧をし、
家を出た。
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