君じゃなきゃだめ


「 思ってません。」


「あれ…、君…。」



え、なによ



チャラ男は
私を上から下まで
じっくりと見てきた。



「 めっちゃ可愛いじゃん。」



「は…?」




コイツ、頭大丈夫か?


こんな地味女相手にする必要ないだろ
さっさと行けよ…


口説く必要ねえだろ



「 いや、なんでそんな格好してるの?」



「 いや、あの…。」



ガチャッ



バンッ…!





「 ひっびき〜っ!!」



うわ、またなんかきた…
三人も…




最悪。





「 あ、お前らおせーよ。」



「 って響その女だれ?」



「 俺の彼女。」



っはぁ?!
何言っちゃってんの?こいつ!!



「 っえ、いつでき…「 違うから!!!! 」



「 なんだ違うんじゃん。誰だよ〜っ。」



「 俺の彼女にする予定♩」



まじでこいつ
何言ってんだ!!!




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