《完》愛し方を知らないだけ。




「あー…それ聞いちゃう?

まだいねぇよ。


俺が本当に好きになった奴と付き合いてぇと思ってるからな…」


なんて窓を見つめながら言うめいとはロマンチストに見えた。


「めあは好きな奴いねーの?」


「…もー眠いよ」

「んー…確かにもう2時か…

お開きとしよーか。早いけど」


その後、めいとは寝室から出て行き、俺らはベッドへ潜り込んだ。

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