《完》愛し方を知らないだけ。





お互い着替えてリビングで朝食を済ます。


玄関で靴を履き、一緒に登校する。


学校へ着き教室に入ると、翔が少し険しそうな顔で近づいてきた。



「来季…もしかしてめあちゃんと…」

だんだん小さく喋る翔に少しイラつきを覚えながら言葉を繋いだ。


「何?俺らカレカノだけど」

そう言ってめあの肩を抱いた。

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