ほんとは優しい私のオオカミ ①



驚いていると、隼人がくいっと手を握って




隼人「ごめんな。驚いたろ?ここは俺の家でこいつは俺の弟で健人!瑠奈暇だろ。遊んでけよ」




隼人の眩しい笑顔に言われる。



これで、ピンクの髪の毛とピアスさえしていなければ爽やか青年として完璧なんだけどな…





瑠奈「でも、いいの?突然お邪魔したら…」





「きゃぁーーーー♡♡」





私の声を遮って黄色声が上がった。


そして、パタパタとこちらへ急速に近づいてくる足音。





隼人「や、やべ」




私をかばうように立ちはだかる隼人を何者かが強引に突き飛ばした。



隼人「うおっ…」




それを目の端で確認した次の瞬間ぎゅーっと抱きしめられる。





瑠奈「うぐっ」




「きゃーー♡可愛い〜〜!!!ほんとにお人形さんみたい♡♡♡」




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