ほんとは優しい私のオオカミ ①
翔「腹減っただろ?なんか食うか?何がいい?」




続けて聞く。


瑠奈は「…。い、らない」と否定の言葉を恐る恐る答えた。






翔「そうか。ならいい。腹が減ったら言えよ?」




瑠奈からの反応はなかった。






俺はソファーにドサッと横になる。





なんだかんだで昨日、あの後ひどくうなされていた瑠奈が心配で結局一睡もしなかった。







ソファーに横になるとすぐに睡魔が襲ってきて眠りについてしまった。
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