ほんとは優しい私のオオカミ ①
クイッと顎をとらわれ空の方へと自然に向いてしまう。
空「大好きだよ。瑠奈」
空に笑顔で言われるもののいつもの笑顔よりも今のものは何倍も空を大人に見立てていた。
まるで、空じゃ無いみたい。
空の顔が静かに近づいてくる。
何をされるのか頭ではわかっているものの身体は動かない。
あともう少しで唇が触れ合うというところでガタガタとゴンドラが軽く揺れた。
すると、空はパッと身体を話してイタズラっ子のような笑顔で
空「ふふっ。ざーーんねん」
ガラと扉があき、定員さんが「終わりでーす!」と2人を外へと促した。
迎の車の場所まで2人でゆっくり歩く。
私はさっき空にキスされそうになったのを心臓をバクバクとさせていた。
空「今日は楽しかったねぇ♡あっ。でも、瑠奈と2人で遊園地デートって翔にバレたら僕怒られちゃうかも〜」