ほんとは優しい私のオオカミ ①
翔「っ……」


まだ起き切ってない身体を無理矢理にしてソファーから起き上がる。


瑠奈はベッドで寝ていた。

確認すると安堵感が俺を包む。


瑠奈はいつ俺と話してくれるだろうか。
瑠奈の寝顔を見つめる。


まだ幼い少女の顔。
おそらく中学生くらいだろう。

瑠奈の親は心配してるだろうか?


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