ほんとは優しい私のオオカミ ①


今度は、下駄箱の映像が現れる。





ここは…。


嫌な胸騒ぎがする。





帰ろうとしていた瑠奈に1人の男の子が近づいてきて、声を掛けられる。




『あの!!!』




男の子はバスケ部の部長で、私と同じクラスメイトで学校でも人気がある人だった。





校内で、彼以外の男の子に声を掛けられたのは初めてで戸惑う私。





『ずっと、あなたが好きでした!!!』





きゃあきゃあと、周りが騒ぐ中初めての告白と一生懸命思いを伝えてくれたことに喜びを感じた。





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