ほんとは優しい私のオオカミ ①
優也がぱくぱくと食べ進めていくのをみて私も黙々と食べる。
会話はないが心地いい時間だった。
優也「ごちそうさまでした」
嬉しそうに笑う優也に私も嬉しくなって笑い返す。
優也「それにしても瑠奈は料理が上手ですね。今度は一緒に…最後まで作りましょうね」
意味深に言われ先程のことを思い出し顔に熱が集まる。
優也「ふふ。すぐ赤くなって瑠奈は可愛いですね」
そしてドS発言も容赦なくでてくる。
うぅ…ますます、顔が赤くなるよ…
急にざわっと階段下が、騒がしくなった。
優也「どうしたんでしょうか?少し見てきますね。瑠奈はここにいてください」
瑠奈「うん。わかった」
私の頭を1撫でして優也は部屋を出ていった。